コミケ入門:共通編

20120618改定

 

 『こんなとこで倒れても、二次元には到達できませんっ!』

 

 ・・・で、有名なコミックマーケットに参加すること数回、

 

 この経験の結果、訓練されたヲタに、見事進化できたのかどうかなんてことは、

 

 コチラをごらんの皆様には、一切、気に留めることもないのかもしれませんが、

 

 この貴重な経験(注:主に忘れ物です)を今後に生かすべく、

 

 準備から突撃までをまとめてみました。

 

 

 うまくまとまれば、ビッグサイトのみならず、

 

 出張や学会や展示会への参加にも使える、と、いいんじゃないかなぁって、

 

 まんまるはまんまるは調子に乗ってみたり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 コミケは夏冬ありますが、それぞれに個性のある準備が必要ですので、まずはどちらにも共通する項目から。

 

―用意するもの―

 

 カタログ:

 コミケでは必ずしも必要なものではないのですが、通信網の発達しすぎた現代においては、ウェブサイトなどをむしろ作らないサークルもあるようですし、他のイベントでは入場料代わりに買わされることが殆どですので、寄付のつもりで買っておいたほうがいいでしょう。できるだけ。個人的には、

 

阪急が購入に必要です。

 

 

 千円札:

 人気のあるブースでは、数百人が並んだ挙句に交通整理がなされることも少なくありません。このような環境で8百円程度の価格帯の本を買うのに、モタモタと1万円札を出していたのでは刺されます(主に後ろから)。ビッグサイトにもATMは在りますが、過去には「空になった」との報が流れたことがありますので注意してください。

 

 

 PASMO:

 ビッグサイト周辺の交通手段は、基本的にりんかい線とゆりかもめだけ、と思っていれば間違いはありません。しかし、コミケの1日の参加人数は『10万人の、ミヤザキツトムです(某アナウンサー)』とも言われるほど。この状況で、切符を買う必要が無い、改札をほぼ素通りできるICカードはスムーズな人の流れに乗るための必須アイテムです。こんなところでもたついていては、妙に息の荒い気持ち悪いお兄さんから刺されます(主に後ろから)

 

 

 カバン:

 戦利品、あるいは財布を収めるためのカバンです。サークルによっては、オリジナルの紙袋をオマケするところもありますが、ひっじょーに挑戦的なデザインであることが多いのでまったくアテにしないことをお勧めします。それから、本と言うものは意外に重いものですので、できるだけ頑丈なカバンを選ぶべきです。帰路で戦利品を衆目に晒すことを厭わなければ、この限りではありません。

 

 

 時計:

 会場内には時計がありません。複数人で乗り込む場合には特に、待ち合わせに便利です。ケータイでもいいんですが、紛失のリスクは減らしたいものです。ダイソーの腕時計で十分です。

 

 

 ケータイ:

 最後の手段のためと捉えてください。10万人の発受信を1〜数本のアンテナで捌く事になりますから、基本的に繋がらないと思ってください。それでも急ぎ連絡を取らなければならない、と言うときに仕方なく使うものです。実はここだけの話、PHS大勝利。

 

 

 暇つぶし:

 仮に先頭に並ぼうと思ったならば、あなたは始発電車で乗り込まなければなりません(前乗りは禁止です、ルールは守りましょう)。すると、開場までの5〜6時間を何もせずに過ごさなければなりませんので、ヒマを潰すための何か、は必ず必要になります。少し前ならDQで電波の飛ばしあい、最近ではリンコなどを連れている人が多いようですが、中には添い寝できるリンコを連れているツワモノも。個人的にはmp3でラジオを聞いてます。

 

 

 電源:

 朝早くから数時間もの長きに渡り並ばされるため、やっとのことでビッグサイトへ突入するころには、手持ちのガジェットの電池はかなりの消耗をきたしていると思われます。しかし、ビッグサイト内部並びに会場周辺で、電源を借りられる場所はありません。したがって、手持ちの電池からガジェットに充電できるツールがあれば大変便利でしょう。個人的には、作るものだけは良かった会社のニッケル水素電池をUSBを繋ぐものを使ってます。

 

 

 お茶:

 早朝から並んで、日本一広い会場を歩き回るだけでも非常に消耗します。お茶のみならず、簡単に腹ごしらえのできるものを用意しておくべきです。もっとも、会場内のコンビニもそれなりの準備はしているようですが。

 

 

 ドーピング:

 始発電車で会場前に乗り込み居座るほどの気合はなくとも、通常より寝不足であるとか、場合によっては夜行バスやムーンライトで起き抜けに目をこすりながら行列に混じっていくことも多々あるかと思います。突入前の数時間を耐えに耐え忍び、さらに突入後に確実に二次元に到達するためには、とりあえず寝不足ごときに負けている場合ではありません。第一、会場に集う20万人の全てが己の目的を持っておればこそ、倒れたって助けてくれる人はいません。二次元だけに金を使う覚悟を固めたとはいえ、その二次元のために己に投資することは、決して悪くはないものと思われます。

 

 

 

 

―手配するもの―

 

 ブースまとめ:

 カタログを買ったら、挨拶するサークルさんの在処を探します。一度会場に入ったら、立ち止まってはいけません、迷ってはいけません、悩んではいけません。以下にビッグサイトとはいえ、10万人も飲み込めは内部は大混雑です。そんな中で人の流れを止めれば、気の立ったヲタに刺されたって面白くないですよね、ゼッタイ。・・・準備は入念に。

 

 

 ホテル予約:

 コミケでは、日本全国いたるところから人が集まってきます。もしかして、あなたもその一人かもしれません。素直に寝るところを確保して早起きしましょう。間違っても有明で夜を明かしてはいけません。ゼッタイやるなよ。ってことでお勧めはコチラ。準備はお早めに。

 

 

 キップ:

 日本中から10万人以上が一度に移動する上、コミケの特殊事情として、帰省ラッシュと重なることがあります。切符が取れなかったからと、たとえば新幹線で数時間も立ちっぱなしなんて嫌ですものね。ってことでお勧めは青春18きっぷ。手配はお早めに。

 

 

 時刻表:

 飛行機にしろ新幹線にしろ在来線にしろ船にバスにしろ、しっかりと計画を立てて予定通り動かなければ、移動はじりじりと遅れていきます。場合によってはりんかい線/ゆりかもめの時刻表も必要かもしれません。ケータイで検索できる、などとは思わないほうがいい。・・・だから繋がらないんだってば。

 

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